気をつけたいシーズヒーターの選び方

石油ストーブやガスストーブ、ハロゲンヒーターなどさまざまな家庭用暖房器具がありますが、近年になって家電量販店などでよく目にするようになったものにシーズヒーターと呼ばれる暖房器具があります。ハロゲンヒーターと同じように電気を用いた暖房器具であり、電気ストーブの一種です。スイッチを入れるとすぐに暖かくなることや10年以上も長持ちする耐久性の高さが評判となり、登場してあっという間に人気商品となりました。ハロゲンヒーターは、熱を放出すると同時に光も放つため、ハロゲンヒーターを使用すると部屋が明るくなりすぎるという欠点がありましたが、シーズヒーターはこの欠点が克服されています。そのため、明るくなりすぎて部屋の雰囲気を壊してしまう心配もありません。

4畳半から8畳までの部屋が最適

シーズヒーターを選ぶ場合には、エアコンやストーブと同じように、使用する部屋の広さによって選ぶことが大切です。現在、国内の主要メーカーから発売されている製品は、消費電力が1100ワットから1400ワットの製品が中心です。消費電力が1100ワットの製品は、気密性の高いコンクリート住宅では4畳半から8畳程度の広さの部屋に適しています。従って、10畳以上のリビングルームやダイニングルームに設置すると、若干パワー不足である感は否めません。基本的に、8畳未満の部屋に設置するようにしましょう。また、コンクリート住宅に較べて気密性に劣る木造住宅では、十分な暖房効果を得るためには4畳半ほどの広さが限界になります。これは木造住宅では、せっかく暖めた空気が、窓や扉を通じて外部の冷たい空気と入れ替わるためです。

必要な機能がついた製品を選ぼう

シーズヒーターには、製品ごとにさまざまな機能がついています。当然ながら、たくさんの機能がついていればいるほど価格も高くなるので、どの機能が必要かをきちんと考えてから購入する製品を選ぶようにしましょう。使用中に地震が発生したり、誤って倒してしまったときに自動的に電源がオフになる自動運転停止機能は、ついていると安心です。特に、お年寄りや小さな子供のいる家庭では、安全性に関する機能が充実している製品を選ぶことが大切になります。複数の人が集まるリビングルームなどで使用する場合には、首振り機能がついていると便利です。扇風機と同じように、自動的に方向を変えながら広い範囲にわたって熱を放射するため、部屋にいる全員が恩恵を受けることができます。オンオフや首振りの角度を調節できるリモコンがあれば、より一層便利です。